リビングのテーブルをもっとおしゃれにしたい。
古くなったテーブルを買い替えずにリメイクできないか。
そんな方に向けて、既存のテーブルに杉板を重ねてリメイクした体験をまとめました。
材料費を抑えながら、好みの雰囲気に仕上げられるのが天板リメイクの良いところです。この記事では、
- 実際に使った材料と道具
- 作業の手順と注意点
- きれいに仕上げるためのポイント
をまとめています。
テーブルをリメイクしようと思った背景

元々勉強机として使っていたテーブルを、引っ越してからリビングのテーブルとして使っていました。
冬はコタツ代わりに毛布をかけてその上に棚板を乗せていたのですが、棚板は水分に弱く、こぼした水をそのままにしていたら表面がふくれて塗装が剥がれてしまいました。
剥がれた塗装を隠したい、どうせならおしゃれにしたい、という2つの思いから今回のリメイクに踏み切りました。
作業の流れ
今回の作業手順はこちらです。
- 杉板にダボ用の穴を開ける
- 杉板を複数枚繋げて1枚のテーブル板を作る
- 既存のテーブルに作ったテーブル板を固定する
- 隙間をコーキングで埋める
- ニスを塗って仕上げる
💡ポイント:既存の板の上に新しい板を乗せるため、板の厚さ分だけテーブルが高くなります。天板の厚みを選ぶ際は、仕上がりの高さも考慮しましょう。
材料・道具の準備
今回使用した材料と道具はこちらです。
・テーブル用の板(杉板)
厚さ15mm程度の板で十分です。今回は幅90mm×厚さ15mmの板を8枚使用しました。ホームセンターで購入できます。加工しやすいのが杉板の良いところです。
・ダボ
板同士を繋げるために使用します。今回は長さ30mmのダボを使用しました。
・木工用ボンド
ダボを差し込む際に使用します。接着力を高めて、完成後に隙間が広がるのを防ぎます。
・ハンマー
板同士をダボで繋げる際に使います。直接叩くと傷がつくので、当て木を挟んで使うのがコツです。
・クランプ
穴開けの際に木材がずれないよう固定するための道具です。2〜4個あると作業が安定します。
・差金
角に合わせて真っすぐに印を付ける際に使います。
・ツーバイ材用ダボ穴開け治具
板のセンターにダボ穴を開けるための専用治具です。1箇所ずつ測らずに済むので作業が格段に楽になります。
・木工用コーキング
板同士の隙間を埋めるために使用します。乾燥まで約4時間かかります。
・ニス
仕上げ塗装に使用します。使用頻度の高い家具には多めに重ね塗りするのがおすすめです。
・耐水ペーパー(400番)
ニスの重ね塗りの間や、最終仕上げの表面を滑らかにするために使います。
・マスキングテープ
コーキング作業時に隙間の両サイドに貼ると、仕上がりがきれいになります。
・電動ドリル
ダボ用の穴開けやネジ取り付けの下穴開けに必要です。DIYには一台あると重宝します。
・インパクトドライバーまたは電動ドライバー
板にネジを取り付ける際に使用します。ネジの量が多いと手回しのドライバーでは大変なのであると便利です。
テーブル板の作成(ダボ穴開け)
杉板同士を繋げるためのダボ穴を開けていきます。板と板を繋げる部分のみに穴を開けます(テーブルのサイド端には開けません)。
左右の板に同じ位置で穴を開けないと板同士が繋げられなくなるため、ここが最も重要な工程です。
ダボ穴開けの手順:
- 全ての板の端を揃えてクランプで固定する
- 等間隔でダボ穴を開ける位置に印を付ける
- 治具を使って板のセンターに穴を開ける
- 穴の深さはダボ材の長さの半分+1mm(例:ダボ30mmなら穴は16mm)
順番に見ていきましょう。
1.全ての板の端を揃えてクランプで固定します。

2.等間隔でダボ穴を開ける位置に印を付けていきます。差金を使うと印を付けやすいです。

3.治具を使って板のセンターに穴を開けます。

4.穴の深さはダボ材の長さの半分+1mm(例:ダボ30mmなら穴は16mmの深さ)

💡 深さの管理方法:ドリルビットにマスキングテープを巻いて深さの目印にすると、掘り過ぎを防げます。穴が浅いと板同士を繋げた際に隙間ができてしまうので注意してください。

ダボで板同士を繋げる
穴を開けた箇所にダボ材を取り付けていきます。
ダボを差し込む前に木工用ボンドを穴に塗っておきます。こうすることで完成後に板の隙間が広がるのを防げます。

ダボを付けたら板同士をはめ合わせ、ハンマーで叩いて密着させます。このとき板に直接当てると傷がつくので、不要な木材を当て木として間に挟んで叩くようにしましょう。

杉板を既存のテーブルに固定する
杉板同士を繋げて1枚の板ができたら、既存のテーブルに取り付けます。
取り付け位置を縦横のセンターに合わせ、スケールで測って位置を決めます。位置が決まったら、穴開け中にずれないよう長手方向の両サイドをクランプで固定します。クランプは強く締めすぎると板に傷がつくので、動かない程度に固定するのがコツです。

穴開けする際は、切りくずが周りに飛び散らないようにマスキングテープで周りを囲うと掃除が楽です。

ネジの取り付け箇所は板の枚数×3列としました。多めに感じますが、その分しっかり固定されて安定します。

また、ネジ頭が出っぱらないよう皿モミ用ドリルで下穴を開けてからネジを締めます。

掘り過ぎるとネジを付けた際に凹んでしまうので、慎重に深さを調整しながら作業してください。

すべてネジを取り付けた状態です。

隙間をコーキングで埋める
板同士を繋げるだけでは隙間にゴミが入り込んで不衛生になりやすいため、木工用コーキングで埋めます。
コーキングを塗る前に隙間の両サイドにマスキングテープを貼っておくと、はみ出しを防いできれいに仕上がります。

⚠️ 乾燥に約4時間かかります。完全に乾くまでは触れないようにしましょう。
ニスで仕上げる
最後にニスを塗って仕上げます。リビングのテーブルは使用頻度が高いため、今回は4度塗りしました。

💡 きれいに仕上げるコツ:重ね塗りの前に耐水ペーパー(400番)で表面を軽く削ると、均一に塗れます。4回目の最終仕上げ後もざらつきが残ることがあるので、400番で表面をさらう程度に整えると手触りが滑らかになります。ただし強く削るとニスが剥がれてしまうので力加減に注意してください。

以上でテーブルの完成です。

まとめ
古くなったテーブルに杉板を重ねるだけで、リビングの雰囲気をガラッと変えることができました。材料費も比較的安く、手間をかけた分だけ愛着も増します。
「テーブルを買い替えようか迷っている」という方は、まずリメイクから試してみるのもおすすめです。
今回のポイントをまとめるとこちらです。
- ダボ穴の位置を揃えることが最重要(治具を使うと楽)
- ダボを差す前に木工用ボンドを塗って隙間を防ぐ
- 板に当て木をして叩く(直接叩くと傷がつく)
- コーキング前にマスキングテープを貼ると仕上がりがきれい
- ニスは重ね塗りのたびに耐水ペーパーで整える


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