古くなったトイレを交換したい。
クッションフロアや壁紙も一緒にきれいにしたい。
でも業者に頼むと高そう…。
そんな方に向けて、築40年の一軒家のトイレを自分で丸ごと交換した体験をまとめました。配管まわりさえ丁寧にやれば、トイレの設置自体は難しくありません。この記事では、
- 実際に使った材料と道具
- 撤去から取り付けまでの手順
- 配管作業で失敗しないためのポイント
をまとめています。
※作業に夢中になってしまい途中の写真が少な目です🙏
トイレを丸ごと交換しようと思った背景
我が家は築40年ほどの一軒家ですが、10年ほど前にリフォームされたものを購入しました。トイレはリフォーム時に交換されたと思いますが、少し年季が入ってきていました。

幸い2階にもトイレがあるため、万が一失敗しても生活には支障がないと判断し、1階のトイレを交換することにしました。トイレの交換と合わせて、クッションフロアと壁のペンキ塗りも実施しました。
作業の流れ
今回の作業手順はこちらです。
- 古いトイレを撤去する
- 壁にペンキを塗る
- クッションフロアを貼る
- 止水栓を交換する
- 新しいトイレを取り付ける
材料・道具の準備
今回使用した材料と道具はこちらです。
・トイレ本体(TOTO CES9155M)
今回はTOTO CES9155Mを使用しました。安価でデザインも良く選びました。ひとつ重要なポイントとして、現在付いているトイレがリフォーム用(排水管が通常より手前にある)の場合、同じリフォーム用タイプを選ぶ必要があります。間違って通常タイプを購入すると排水管の位置替えが必要になり、大工事になってしまいます。購入前に必ず現在のトイレの排水芯距離を確認しましょう。
・クッションフロア(トイレ用・抗菌仕様)
トイレ用の抗菌仕様のものを選びました。通常品でも問題ありませんが、衛生面を考えると抗菌仕様の方が安心です。今回使用したクッションフロアはサンゲツのHM-12119です。トイレ室内の幅が80cmでしたのでハーフサイズ(91cm巾)を購入しました。
・ペンキ
今回は背面の壁のみ色を変えました。冷蔵庫の塗り替えで余っていたヘンプベージュ(緑に近いベージュ)を使用しました。
・止水栓
古い止水栓は水漏れのリスクがあるため、トイレ交換のタイミングで合わせて交換しました。止水栓はトイレ本体に同梱されています。
・シールテープ
止水栓の配管ネジ部分に巻いて水漏れを防ぎます。5〜10回巻くのが目安です。
・パイプレンチ・モンキーレンチ
止水栓の取り外し・取り付けに使用します。配管をパイプレンチで固定しながら、止水栓をモンキーレンチで回します。両方必要です。
・手動ポンプ(灯油ポンプ等)
便器内に残った水を抜くために使います。残水があると便器を外した際に床が水浸しになります。
・ブルーシート(ロールタイプ)
トイレを搬出する際に床の汚れ防止に使用します。ロールタイプの場合、使いたい分を切って使用できるため便利です。
・マスキングテープ
ペンキ塗りの際の養生に使用します。
古いトイレを撤去する
⚠️ 最初に必ず元栓を閉めてください。閉め忘れると水が出続けて水浸しになります。
元栓を閉めたら、数回レバーを操作してタンク内の水を流し切ります。その後、便器内に残った水を手動ポンプで全て吸い取ります。残水があると便器を外したときに床が水浸しになるため、しっかり抜いておきましょう。
便器は手前1点・後ろ2点のボルトで固定されているのが一般的です。ボルトを外して便器を取り外します。我が家の場合は古くてボルトが錆び付いて空回りしてしまったため、やむを得ずハンマーで叩いて外しました。

古いトイレを運ぶ際は床が汚れないように養生シートなどで動線を保護しておくと掃除が楽です。
⚠️ 便器を外したら排水管に必ず蓋をしてください。タオルを詰めるかテープで塞いでおきます。異物が落ちると二度と取れないと考えた方が良いです。

便器を外したらフロアマットも剥がして、床をきれいな状態にしておきます。
壁にペンキを塗る
クッションフロアを貼る前に、先にペンキを塗っておきます。順番を逆にするとペンキが垂れて新しいフロアが汚れてしまいます。
今回は背面の壁のみ色を変えたかったため、両サイドにはマスキングテープで養生をしっかり行いました。
塗る前に壁を軽く水拭きしておきます。汚れが残っているとペンキが浮いてしまうことがあります。
💡 塗り方のコツ:ハケでも塗れますが、面積が広い場合はローラーの方が均一に早く塗れます。今回はハケで塗りましたが、ローラーの方が楽だったと感じました。
クッションフロアを貼る
ペンキが乾いたらクッションフロアを貼ります。トイレは狭い空間ですが壁の凹凸が多く、形に合わせてカットするのが意外と難しい作業です。
今回は際がうまくいかずにギザギザになってしまったため、薄い木の板で隠す方法で対処しました。きれいに貼るコツが見つかったら改めて記事にしたいと思います。

💡 トイレ用クッションフロアのポイント:抗菌仕様のものを選ぶと衛生的に安心です。また、便器まわりの型取りは厚紙などで先に型を作ってからカットすると精度が上がります。
止水栓を交換する
古い止水栓は水漏れのリスクがあるため、トイレ交換のタイミングで合わせて交換しました。

⚠️ 作業前にバケツを用意してください。給水管内に残っている水が出てきます。
止水栓の取り外し・取り付けの手順はこちらです。
- 壁の配管をパイプレンチで固定する(必ずこれを先に行う)
- 止水栓をモンキーレンチで反時計回りに回して外す
- 配管に残っている古いシールテープをきれいに除去する(残っていると水漏れの原因になる)
- 新しいシールテープを時計回りに5〜10回巻く(3回程度では水漏れする可能性あり)
- 止水栓を手で回せるところまで締め、モンキーレンチで1〜2回転追加して向きを合わせる
⚠️ 重要:必ずパイプレンチで配管を固定してから止水栓を回してください。配管を固定せずに止水栓だけ回すと、配管自体が回転してしまい壁内部の配管を損傷させる恐れがあります。また、モンキーレンチで止水栓を扱う際は薄いタオルを当てて保護しましょう。新品に傷がつかないようにするためです。


新しいトイレを取り付ける
止水栓の交換が終わったら、いよいよ新しいトイレを取り付けます。メーカーの施工手順書が同梱されているので、それを見ながら進めれば問題ありません。配管まわりが済んでいれば、あとはプラモデルを組み立てるような感覚で進められます。

取り付けの手順はこちらです。
- 排水フランジ・固定具の取り付け
- 便器の取り付け
- タンクの取り付け
- ウォシュレットの取り付け
- 元栓を開けて水漏れがないか確認
- トイレの動作確認(流水・ウォシュレット等)
💡 元栓を開けた後は水漏れを念入りに確認してください。接続部分・止水栓まわり・タンク下部など、すべての箇所をチェックしましょう。
まとめ
配管まわりの作業に少し気を使いましたが、トイレの交換自体は思っていたよりも難しくありませんでした。クッションフロアの仕上がりは課題が残りましたが、全体としてはきれいに仕上がり満足しています。
今回のポイントをまとめるとこちらです。
- リフォーム用トイレには同じリフォーム用を選ぶ(排水芯距離を確認)
- 作業前に元栓を閉めることを忘れずに
- 便器内の残水はポンプで抜いてから外す
- 便器を外したら排水管をすぐに塞ぐ
- 止水栓は必ずパイプレンチで配管を固定してから回す
- シールテープは5〜10回巻く(少ないと水漏れする)
- ペンキはクッションフロアを貼る前に塗る

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