ウッドデッキを作ったけど、雨の日や夏の日差しが気になる。
愛犬がいるので、柵をつけて安全に使えるようにしたい。
そんな方に向けて、ウッドデッキに屋根と柵をDIYで追加した体験をまとめました。
前回の製作①でデッキ本体が完成しましたが、屋根と柵が加わることで一気に使い勝手が良くなりました。この記事では、
- 実際に使った材料と道具
- 柵・扉・屋根の取り付け手順
- 失敗から学んだポイント
をまとめています。
※ この記事はウッドデッキ製作②です。デッキ本体の作り方は製作①をご覧ください。
▼ 製作①はこちら:
屋根と柵を付けようと思った背景
前回の製作①でウッドデッキの床板まで完成しました。このままでも使えますが、雨の日や夏の強い日差しを考えると屋根がほしいと感じていました。
また我が家には愛犬がいるため、万が一デッキから飛び出してしまわないよう、柵も取り付けることにしました。柵は目隠しとしても機能するので、わんちゃんがいない方にもおすすめです。
作業の流れ
今回の作業手順はこちらです。
- 柵用の柱を取り付ける
- 柵を取り付ける
- 出入口の扉を取り付ける
- 屋根の骨組みを取り付ける
- ポリカ屋根を取り付ける
※以下作業手順の説明で使用している写真は、写真の撮り忘れで撮影時期のずれがあります。
材料・道具の準備
今回使用した材料と道具はこちらです。
・柵材(ハードウッド・杉材)
ウッドデッキ製作時に余ったハードウッドと、安価な杉材を組み合わせて使いました。費用を抑えたい場合は杉材がおすすめですが、屋外での使用のため防腐塗装は必須です。
・L金具(ステンレス製)
柵の柱を後付けする際に使用します。屋外での使用になるためステンレス製を選びましょう。鉄製に錆止め塗料を塗る方法でも代用できます。
・ヒンジ・ラッチ錠
出入口の扉を開閉するためのヒンジと、閉じた際にロックするためのラッチ錠です。屋外対応のものを選びましょう。
・屋根骨組み材(杉材)
軽くて加工しやすく耐水性もあるため、屋根の骨組みに適しています。今回は45×60の杉材を使用しましたが、スパンが長い場合は45×90の方が安心です。
・ポリカ屋根
耐候性に優れ、日光を常に受ける場所に適した屋根材です。ノコギリでカットでき、DIYでも扱いやすいのが特徴です。
・ポリカ屋根専用ビス
通常のビスでは打ち込んだ箇所から雨水が浸入してしまいます。必ずポリカ屋根専用のビスを使用してください。強風対策としてビス先がスクリュー状になっているものを選びました。
・コーキング剤
ポリカ屋根を重ねる部分に塗布することで、雨水の浸入を防げます。汚れ防止にもなるので、ポリカ屋根取り付けの前に準備しておきましょう。(作業後に気づいて後悔しました…)
・木材保護塗料
柵・扉・骨組みなど屋外に使う木材に塗布します。取り付け前に塗っておくと、隙間まできれいに塗れて手間が省けます。
・電動ドリル・インパクトドライバー
穴開けとビス締めに使用します。ハードウッドを使う場合は必ず下穴を先に開けましょう。
柵用の柱を取り付ける
ウッドデッキ製作①で長い束柱を2本建てましたが、2本の間隔が広いため柵が曲がってしまいます。そこで中間に2本の柱を後付けします。

今回は製作時に余った105×20のハードウッドを使用しました。90角が理想的ですが、寄りかかるような使い方をしなければこのサイズでも十分です。
柵の高さを決めたら柱をカットし、L金具で固定します。荷重が少ない箇所であれば片側だけでも固定できますが、両側に金具を付けた方がより頑丈になります。
取り付け後は木材保護塗料で塗装して完了です。
柵を取り付ける
取り付けた柱に柵材を固定していきます。我が家は愛犬が脱走しない程度の間隔で取り付けました。取り付ける木材の幅分を目安に隙間を設けています。

💡 取り付け前に塗装を済ませておくと楽です。柵材はあらかじめ塗装してから取り付けると、隙間部分まで塗る手間が省けます。塗装が乾いてから取り付けましょう。
取り付けは下の柵から順番に行います。上から付け始めると最後に取り付ける板が水平にならない可能性があるためです。余った木材を間隔スペーサー代わりに使うと、等間隔に取り付けやすくなります。
出入口の扉を取り付ける
外とウッドデッキを行き来できるよう、出入口に扉を取り付けます。材料は加工しやすい杉材を使いました。

💡 扉を先に作ってから受け柱を立てるのがポイントです。受け柱を先に設置すると、扉が引っかかって開かないというトラブルが起きやすくなります。扉を作ってから柱の位置を合わせる順番が確実です。 扉はヒンジで開閉できるようにし、ラッチ錠で閉じた状態をキープできるようにしました。扉と柱が設置できたら柵材を取り付け、最後に腐食防止用の塗装を塗って完成です。


屋根の骨組みを取り付ける
屋根の骨組みは、製作①で長くカットしておいた2本の束柱を支柱として使います。

骨組みの構成はこちらです。
- 束柱の上部に「桁材」を取り付ける(屋根荷重を受ける重要な部材。今回は45×60を使用したが、スパンが長い場合は45×90以上が推奨)
- 家側にも桁材を受けるためのアングルや金具を取り付ける(今回は既存のアングルを再利用)
- 桁材の上に等間隔で「垂木」を乗せてビスで固定する
- 垂木の上に等間隔で「胴縁」を乗せてビスで固定する(ポリカ屋根を乗せるための受け材)
⚠️ 桁材は屋根荷重が最もかかる箇所です。スパン(2本の束柱の間隔)が長いほど太い材料が必要です。不安な場合は太めの材料を選んでおく方が安全です。
ポリカ屋根を取り付ける
胴縁の上にポリカ屋根を敷いていきます。
⚠️ 重ね部分にはコーキングを塗ってから重ねましょう。ポリカ屋根は3山程度重ねて設置しますが、重ねる前にコーキング剤を塗布しておくと雨水の浸入を防げます。汚れ防止にもなるのでぜひ実施してください。作業が終わってから気づいて後悔しました…。
ビスは必ずポリカ屋根専用のものを使用してください。通常のビスだと打ち込んだ箇所から雨水が浸入してしまいます。また強風でめくれないよう、ビス先がスクリュー状になっているタイプを選ぶと安心です。
屋根が取り付けられたら完成です。

まとめ
屋根と柵を追加したことで、ウッドデッキの使い勝手が大きく上がりました。雨の日も気にせず使えますし、愛犬も安心して外に出せる空間になっています。
柵は目隠しとしても機能するので、プライバシーが気になる方や外からの視線を遮りたい方にもおすすめです。
今回のポイントをまとめるとこちらです。
- 柵の柱は中間にも追加して強度を確保する
- 柵材は取り付け前に塗装を済ませると楽
- 扉は先に作ってから受け柱の位置を合わせる
- 桁材はスパンに合わせて太めを選ぶ
- ポリカ屋根の重ね部分にはコーキングを塗ってから重ねる
- ポリカ屋根のビスは専用品を使う(スクリュータイプが安心)


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