二重窓(インプラス)をDIYで取り付けたら、寒さ・暑さ・結露が一気に改善した話

DIY

冬になると窓際が寒い。

結露がひどくてカーテンや窓枠がカビる。

夏は窓から熱気が入ってきてエアコンが効きにくい。

外の音も気になる。

そんな悩みをまとめて解決しようと思い、LIXILのインプラス(後付け二重窓)をDIYで取り付けました。

結論から言うと、取り付け後の快適さは想像以上でした。この記事では、

  • インプラスを選んだ理由とガラスの選び方
  • 取り付けの流れと注意点
  • 実際に使ってみた感想・効果

をまとめています。

二重窓を取り付けようと思った背景

我が家は築40年ほどの一軒家で、窓が古くシングルガラスのままでした。冬になると窓際の寒さが特にひどく、朝起きると窓ガラスが結露でびっしょりという状態が続いていました。

また夏はリビングの窓から熱気が入ってきてエアコンの効きが悪く、外を走る車の音も気になっていました。

「窓ごと交換すれば解決するけど工事費が高い」「でも何とかしたい」と思っていたときに見つけたのが、既存の窓に後付けできるLIXILのインプラスです。DIYで取り付けられると知って挑戦してみました。

LIXILインプラスとは

インプラスは、既存の窓の内側に後付けで取り付ける内窓(二重窓)です。既存の窓を撤去する必要がなく、枠の奥行きさえあればDIYで設置できるのが特徴です。

窓とサッシの間に空気層ができることで断熱・防音・結露防止の効果が生まれます。

ガラスの種類について:インプラスはガラスの仕様を自分で選べます。今回は購入したサイト限定のオプションで「アルゴンガス入りのペアガラス」を選択しました。アルゴンガスはガラス間に封入された不活性ガスで、空気よりも熱を伝えにくいため断熱性がさらに高まります。一般的に流通しているのは通常の空気層を持つペアガラスタイプになりますが、ペアガラスだけでも断熱・防音効果は十分に実感できます。

▼ LIXILインプラス(ペアガラスタイプ)はこちら
※ 今回筆者が使用したアルゴンガス入りタイプとは異なりますが、ペアガラスタイプでも十分な断熱・防音効果があります。

取り付け前に必ず確認すること

インプラスはオーダーメイド製品です。一度注文して届いたサイズが合わなかった場合、修正が効かず使えない窓ができてしまいます。以下の点は特に重要なので、必ず事前に確認してください。

寸法は何度も測り直す

取り付け枠のサイズは、内側の幅・高さを正確に測る必要があります。1mmのズレが取り付け不可につながることもあります。上・中・下の3箇所で測って一番小さいサイズを基準にしましょう(左・中・右も同様)。注文前に必ず2〜3回測り直すことを強くおすすめします。

既存窓のクレセント(鍵)との干渉を確認

インプラスを取り付けた後、既存窓のクレセント(窓の鍵)がインプラスの枠に当たって開けられなくなるケースがあります。クレセントの位置とインプラスの枠の位置が干渉しないか、事前にメジャーで確認しておきましょう。

既存窓枠の奥行きを確認

インプラスを取り付けるには、既存の窓枠に一定の奥行きが必要です。奥行きが足りない場合は取り付け自体ができないため、事前に確認が必要です。LIXILの公式サイトで必要な奥行きの目安が確認できます。

ガラスはかなり重い・できれば2人作業

ペアガラスは、シングルガラスと比べてかなり重量があります。1人での取り付けも不可能ではありませんが、落下・破損のリスクがあるため、可能であれば2人で作業することを強くおすすめします。

⚠️ 採寸がとても重要です:重要なので再度書きますが、採寸を間違えると使えない窓ができてしまいます。窓設置業者に採寸・工事をまとめて依頼することもできるため、自信がない方はそちらを活用するのも一つの手です。再注文するよりはトータルで安く済むケースも多いです。また業者依頼の場合、補助金(省エネ改修関連)の対象となる可能性があります。業者に相談してみてください。

使用した材料・道具

・LIXILインプラス(ペアガラスタイプ)

今回筆者はアルゴンガス入りペアガラス仕様を使用しましたが、一般的に流通しているのはペアガラスタイプです。ペアガラスでも断熱・防音・結露防止の効果は十分に実感できます。色・デザインも豊富に選べます。

※ 今回筆者が使用したアルゴンガス入りタイプとは異なります。

・コーキング剤

インプラス枠と既存枠の隙間を埋めるために使用します。気密性を高めて断熱・防音効果をさらに上げるために重要な工程です。色は窓枠と同じ色を選びましょう。

・メジャー(スケール)

寸法測定に使用します。測定精度が仕上がりに直結するため、目盛りが読みやすいものを使いましょう。

・インパクトドライバー

枠をネジで固定する際に使用します。手動でも可能ですが、木枠が固いため電動の方が楽です。

・マスキングテープ

コーキング作業の際の養生に使用します。

インプラスの取り付け工程

実際の取り付けの流れを写真とともに紹介します。

材料の確認

届いた商品の内容を確認します。枠・ガラス障子・付属品(ネジ・外れ止めなど)が揃っているかチェックしましょう。施工説明書もこの時点で一読しておくとスムーズです。

既存窓の状態を確認

インプラスを取り付ける既存窓の状態を確認します。枠の奥行き・クレセントの位置・汚れや劣化がないかをチェックします。取り付け後はここが見えにくくなるため、事前に掃除しておくと良いです。

クレセントを一番手前にした状態で当たらない位置を確認します。

インプラス枠の取り付け

左右の縦枠→上枠→下枠の順番で既存の窓枠内側にネジで固定していきます。水平・垂直を確認しながら進めましょう。枠が傾いているとガラス障子がスムーズに動かなくなります。

窓外れ止めの取り付け

枠が固定できたら、ガラス障子が外れないようにするための外れ止めを取り付けます。地震などの際にガラスが落下しないようにするための重要な部品です。付属品の中から外れ止めを見つけて所定の位置に取り付けます。

インプラス枠と既存枠の隙間を埋める

枠を取り付けた後、インプラスの枠と既存の窓枠の間にできた隙間を埋めます。隙間があると気密性が下がり断熱・防音効果が落ちてしまうため、この工程はしっかり行いましょう。オプションの部材や隙間テープを使って隙間を埋めていきます。

6mmほどの隙間があります。
隙間を埋めるオプションの部材です。1mm、3mm、5mmを用意しました。
1mmと5mmの部材を使って隙間を埋めた状態です。

隙間のコーキング

隙間を埋めた後、さらに気密性を高めるためにコーキング剤を充填します。コーキング前にマスキングテープで養生しておくと仕上がりがきれいになります。コーキングが乾く前にテープを剥がしましょう。

ガラス障子を枠にはめ込んで完成

最後にガラス障子を枠にはめ込みます。重量があるため2人で慎重に行いましょう。はめ込んだ後は開閉がスムーズかどうか、外れ止めが正しく機能するかを確認して完成です。

取り付け後の効果・感想

取り付けてみて、正直ここまで変わるとは思っていませんでした。

寒さ対策

窓際の冷気がほとんど感じられなくなりました。以前は窓の近くに座ると足元から冷えてくる感じがありましたが、インプラスを付けてからはその感覚がかなり改善されました。

結露

以前は毎朝びっしょりだったガラスの結露がほぼなくなりました。カーテンや窓枠のカビ対策としても効果が出ていると感じています。

暑さ対策

夏の窓からの熱気の入り込みも改善されました。エアコンの効きが以前より早く感じます。

防音

外の音がはっきり小さくなったと感じます。特に車の走行音が気にならなくなりました。

💡 ガラスの仕様選びについて:今回はアルゴンガス入りペアガラスを選びましたが、これは購入サイト限定のオプションでした。一般的に入手しやすいのは通常の空気層を持つペアガラスタイプですが、それでも二重窓にするだけで断熱・防音・結露防止の効果は十分に実感できます。まずはペアガラスタイプから試してみるのがおすすめです。

まとめ

窓を丸ごと交換するよりも大幅にコストを抑えながら、寒さ・暑さ・結露・防音の悩みをまとめて解決できました。DIYで取り付けられるので工事費もかかりません。

注文前の採寸だけは絶対に手を抜かずに。そこさえクリアできれば、取り付け自体は難しくありません。

今回のポイントをまとめるとこちらです。

  • 採寸は上・中・下の3箇所で測り、最小値を基準にする(左・中・右も同様)
  • 注文前に必ず2〜3回測り直す
  • 採寸に自信がない場合は業者への依頼も検討する(補助金対象になる場合あり)
  • 既存窓のクレセントとの干渉を事前に確認する
  • 枠の奥行きが確保できるか確認する
  • ガラスの取り付けは2人作業がおすすめ
  • 枠と既存枠の隙間はしっかりコーキングして気密性を高める
  • ペアガラスタイプでも断熱・防音・結露防止の効果は十分

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